今日は、自分が金継ぎするにあたり、自分が気を付けているポイントを書きたいと思います。
金継ぎのイメージ、それは、割れたお皿がくっつく!
でも、接着する作業は、実はとても簡単です。
本当に難しいと私が感じているのは、仕上げの作業です。金継ぎは、おそらく、だれでも簡単に出来る技術だと思うのですが、キレイに仕上げるとなると、上手下手が出てきてしまうのかなあと思っています。
漆をきれいに塗る、さらに、金粉や銀粉をきれいにのせる。ここが一番難しいです。
きれいに仕上げるには、塗りの技術ではなく、実は、下地を整える技術が大事なのではないかな、と自分は考えているので、ヤスリ、磨きに関しては、念入りに行っています。
ペンキ塗りでも、下地をしっかり整えておかないと、仕上がりがきれいにできません。
金継ぎを習った際、作業後に、あとで次回までに、紙ヤスリで滑らかにしておいてくださいと言われたのですが、自分できれいにしたつもりでも、全く不十分でした。
自分でやっていくうちに、紙ヤスリでは、満足いく仕上がりが出来ない!と感じ、より使いやすい道具を求め、漆専門店、蒔絵専門店、ジュエリー加工専門店などで、色々使用してみて、試行錯誤を続けています。
次回から、自分が使用した道具の感想を書きたいと思います。
Merci et à bientôt!